みなさま。明けました。おめでとうございます。
実に4ヶ月ぶりの更新ながら、Twitterでも告知いたしましたとおり、サイトの中身が少しリニューアルすることとなりました。
さてサイトリニューアルという形で展開しますこのシリーズ
スマホの選び方や見方という点に特化してよりニッチな目で見ていこうかなと思います
1回目は
SoCのメーカーと特性
スマホを買うという上ではではなかなか気にすることが少ないこの部分。
実は大切な核となる部分を今日はざっくり書いてみようと思います。
今メディアではSoCに統一いたします。
CPUと同義の見方もできますので、場合によっては読み替えてお読みください。
製造メーカー
Apple Aシリーズ
搭載機はiPhoneやiPadに搭載されるチップ
外部供給はされておらず、iOSに最適化されたチップということで性能は単純なスペック以上に高いのが特徴。
ハード、ソフトウェアとの相性が抜群なことも強いと言える
Qualcomm Snapdragon
Android向けのSoCでは世界シェア第一位。
プロセッサ性能はもちろん、モデム関連の特許を多く持つことも強みである。
特徴としてはGPU性能が競合より高めで、ARM社のライセンスベースでカスタムコアとしてるモデルが多いのが言えるだろう。
現在は主に以下のラインナップを展開している
プレミアムハイエンドラインの800番台
アッパーミドルクラスの700番台
スタンダードクラスの600番台
エントリークラスの400番台
ローコストデバイス向けの200番台
基本的にミリシタを快適に楽しむなら2017年以降発売の800番台
もしくは2019年以降の700番台が最低ラインと言われています。
MediaTek Dimensity/Helio
台湾MediaTek社がリリースしているSoC
比較的安価なのが特徴ではあるが、同等比較のSnapdragonシリーズに比べると性能は1段劣るものが多い。
中国系のメーカーはもちろん、ローコストデバイスにも多く採用されている。
近年では5G対応のDimensityシリーズが値段の割に性能が良いことで話題となっている。
現在の展開はこんな感じ
5G対応のDimensityシリーズ
フラッグシップの1000系とミドル帯の800系がある。
4G対応のHelioシリーズ
旧来ではハイエンドのみの総称ではあったが、今では広く使われている
基本的には数字が大きいほど高性能であり、パフォーマンスモデルのGシリーズや消費電力を抑えたPシリーズなどがある。
以前はハイエンドラインがXシリーズとしてリリースされていたが、現在はDimensityシリーズに置き換えられたと言える。
ミリシタにおいてはDimensityシリーズかHelioシリーズの上位モデルなら比較的快適かなというところです。
Samsung Exynos
韓国Samsungが自社で供給するものとなります。
韓国、欧州向けのGalaxyに積まれており、一部はMEIZUやVIVOなどにも供給例がある。
特徴としてはハイエンドラインからエントリークラスまでラインナップがあり、GPUはARM Maliを使用しているのと、一部チップではカスタムコア(Qualcommのカスタムコアなどに近い)ものを採用している。
近年ナンバリングがちぐはぐとなっているので大体このような感じとなっています。
ハイエンドライン
2000番台(2021~)
990(2020)
9800番台(2018~2019)
8890番台(2016~2017)
ミドル帯
1000番台(2021~)
980(2020)
9600番台(2018~2019)
8700番台(2016~2017)
見ての通り、かなりわかりにくいです。
ミリシタにおいてはハイエンドラインの9800番台クラスなら快適かなと思います。
HiSilicon Kirin
Huawei傘下のHiSilicon社で製造されるものです。
外部供給されていないため、採用機は同社のモデルに限られる
特徴としてはExynosに近い点が多いが、AI性能など単純なスペックよりもUXにかじを切った構成となっている。
基本的には以下のラインナップをもつ
ハイエンドラインの9000/900シリーズ
アッパーミドルの800/700シリーズ
普及価格向けの600シリーズ
その他メーカー
UniSoC
中国向け機種で採用例あり。
5G対応モデルもある。
Nvidia Tegra
Geforceなどでお馴染み。
現在では採用機が限りなく少ない。
さて今回はSoCについてザックリ書いてみました
それでは